神奈川県神道青年会
かさのぎいなりじんじゃ
笠のぎ稲荷神社
~文化財を有する「かさのぎ稲荷」さん~
神様 宇迦之魂命(うがのみたまのみこと)
お祭り日 8月8・9日(近い土・日曜日)
場所 横浜市神奈川区東神奈川2-9-1
交通 ・京浜急行線「神奈川新町駅」徒歩1分
・JR「東神奈川駅」徒歩5分
TEL 045(441)0470
FAX 045(441)0470
 まつり 2月3日に行われる「節分追儺式」は、宮中の追儺式に倣った「鬼やらい」の神事です。年男の方相氏(ほうそうし)を中心に、鳴弦(めいげん)・儺人(やらいびと)・雅児などが各町内を練り歩き、「梓弓つま引く夜半の遠音にも鬼追うほどに春立ちにけり」と和歌を唱え、弓の弦を弾き豆を打って、悪鬼邪気を祓います。横浜市無形民俗文化財に指定。
 ご案内 【板 碑】(鎌倉時代末期)[横浜市有形文化財]
【節分追儺式】(2月3日)[横浜市無形民俗文化財]
「夫婦和合」の大銀杏 「子宝安産」の大楠

≪取り扱い書籍≫
・小野和輝『祭式大成 男女神職作法篇』
・  同  『衣冠』(ビデオ)
 信仰 古くより「かさのぎ稲荷さん」に参詣すると、カサ(性病・婦人病)が拭えるという伝承があります。病気にかかった女性は、土団子を作って神前に供え、お百度を踏んで祈願をし、そして霊験を得て病気が治ると、改めて粢団子を作って「お礼参り」をするという習慣が今日でも残っており、殊に病気平癒のご神徳が優れています。